春夏の山旅をもっと快適に!

「sleeveless」で、汗ムレ知らずの登山体験を。

登り始めてすぐに汗ばむ春から秋の山歩き。そんな時期に大活躍するのが、この「sleeveless(スリーブレス)」です。

シャツの下に1枚仕込めば、脇周りの通気性がグッとアップ。風が通り抜けるたびに体温がリセットされる感覚は、まさに山のご褒美。汗ムレによる不快感を減らし、オーバーヒートもしにくいので、標高差のあるコースでも快適に歩けます。


夏ずっと大活躍するスリーブレス

「ベースレイヤーといえば長袖!」

…そんなふうに思ってたのが正直なところです。

登山歴12年。

今までスリーブレスや半袖のベースレイヤーって、あまり使う機会がありませんでした。

理由はいくつかあって、

  • 日焼けするし、マダニに噛まれるリスクもある
  • レインウェアを着たとき、シェルの裏地と肌がベタベタする感じが不快
  • ちょっとスポーティーすぎて、見た目が好みじゃない

……という感じで、「やっぱり長袖が安心だよね」と思い込んでました。

でも、ここ1〜2年くらいで、長袖の山シャツを羽織るスタイルがすっかり定番に。

この着方をするようになってから、ベースレイヤーは「長袖」じゃなくてもいいって気づいたんです。

むしろ、

  • 半袖やスリーブレスの方が軽快で涼しい
  • シャツの下に着ると脇がムレにくくて快適
  • シャツを羽織ってるから日焼けも気にならない

と、良いことずくめ。

今では春〜秋の登山では、スリーブレスや半袖ベースレイヤーが欠かせない存在になりました。

特に夏は、出番がない日がないくらい。

シャツスタイルが増えてきた今こそ、スリーブレスはかなりおすすめです◎

持ってない人は必見!スリーブレスのメリット!

この春、スリーブレスの快適さを再発見。

ltm × [sn] Merino Poly 50/50 sleeveless フィールドテストレポート

この春、主に長期縦走で「ltm × [sn] Merino Poly 50/50 sleeveless」をテストしてみました。

正直なところ、最初は「袖なしってどうなんだろう?」と少し不安もありましたが、使ってみるとその快適さに驚き。

袖がないことで脇まわりの通気性が圧倒的に良く、急登やアップダウンの連続でも、体がオーバーヒートしにくいんです。汗がこもらず、常に風が抜けていく感じがとても心地よくて、行動中の不快感がかなり軽減されました。

さらに、山シャツとの相性が抜群。

日中はシャツを羽織ることで日焼けも防げるし、見た目もナチュラル。

シャツの下にこのスリーブレスを一枚仕込むだけで、快適さが格段にアップします。


「スリーブレス持ってないんだよな〜」という方へ。

最初の1枚として、ぜひ山シャツとセットで使ってみてください。

夏の行動着がグッと快適になるのはもちろん、スリーブレスならではの軽快さと涼しさにきっと驚くはずです。

サイズ表(cm)
今回は大柄な方も着てもらいたいと思い、新サイズXXLも販売します!


身長の目安

カラー展開

今回は春夏らしい気分が上がるこの3色をチョイス!
色からガッツリ別注しました。
左から
・燻製ブルー
・サハラ砂漠のラクダ色
・あの頃のビリジアン

これからの季節すぐに着たくなるような色ばかりですね。
シンプルな山シャツの差し色としてインナーに使うのもよし
大人しい色目のミドルレイヤーやパンツと合わせるとなお引きたちます!

生地へのこだわり

■ オーストラリア産メリノウールを贅沢に使用

使用しているのは、メリノウール全体の中でわずか10%しかとれないという、非常に希少なオーストラリア産メリノウール

繊維が細く、しなやかで、天然の調温・調湿機能を持つ優秀素材です。

■ 仕上げは世界三大ウール産地・日本「尾州」で

最終仕上げは、**日本が誇るウールの産地・尾州(びしゅう)**で行われています。

尾州の柔らかい水で丁寧に仕上げることで、

肌あたりのなめらかさ、自然なツヤ感、洗練された表情が生まれました。

ポリエステル混にすることで乾きやすさや耐久性もアップ。

汗をかいてもベタつきにくく、夏の登山やトレイルにぴったりです。

自然の恵みと職人技が詰まった一枚。

ぜひ一度、この着心地を体験してみてください。

コンパクトスピニング

素材から糸まで、とことんこだわったベースレイヤー

ltm × [sn] Merino Poly 50/50 Tee/Sleeveless

この一枚には、ただ“ウール混”というだけではない、確かな理由と技術が詰まっています。

■ なめらかさの秘密:「コンパクトスピニング」製法

糸には、AIRの力で繊維を束ね、毛羽を内側に包み込む

「コンパクトスピニング」という特殊な紡績技術を採用。

• 毛羽立ちが少なく、上品な光沢感

• チクチクしにくく、なめらかな肌触り

• 毛玉ができにくく、発色性も◎

まさに、登山やアウトドアでも安心して長く使える“上質さ”を備えた糸です。

■ 絶妙なバランス:143g/m²の生地厚

一般的なウールベースレイヤーは150g/m²前後が多い中、

こちらはやや薄めの143g/m²に設計。

• 涼しすぎず、暑すぎない

• シャツのインナーとしても透けにくい

• 春から秋、さらには冬のミドルレイヤーとしても活躍

ポリエステル50%の混紡により、速乾性と耐久性もキープ

行動中の汗ムレも軽減され、快適さが持続します。

■ 肌にやさしい18.5マイクロンウール使用

ウール繊維の細さは18.5マイクロン

この数値が小さいほど肌あたりがやさしく、チクチク感を抑えられます。

オーストラリア産の希少なメリノウールを使用し、

さらに世界三大ウール産地「尾州」にて丁寧に仕上げた生地は、

肌にやさしく、艶やかで、着るだけで気持ちが整うような一枚です。

高機能なのに、どこかナチュラルで、心地いい。

山でのハードな行動にも、日常の一枚としても、

「選んで良かった」と思えるベースレイヤーです。

なぜウール50%ポリエステル50%なのか!?

なぜウール50%×ポリエステル50%なのか?

「ウールのベースレイヤーって快適って聞くし、100%ウールでも良くない?」

そんな声もあるかもしれません。

たしかに**ウール100%**は、調温・調湿に優れ、春・秋・冬の日帰り登山には最高の素材です。

ただし――

長期縦走やアルプスのように環境変化が大きい山域では、ちょっと話が変わってきます。

僕自身、過去に空木岳でウール100%のベースレイヤーを着ていたことがありました。

朝、寝巻き用から行動着に着替えようとしたら、

前日の汗が乾ききっておらず、冷たくてゾッとするような着心地……。

そのまま寒さに震えながらのスタートとなり、なかなか苦い思い出になっています。

■ だからこそ、ポリエステル50%の速乾性が活きる。

長期縦走やアルプスでは、

• 急な天候悪化

• レインウェア内の蒸れ

• 濡れたまま次の日に突入…

なんて状況はよくあること。

そんな時に頼りになるのが、ポリエステル50%の混紡生地。

速乾性があり、濡れても乾きやすいので、翌朝に冷たいウェアを着るリスクがぐっと下がります。

■ ウールの調温・調湿性もしっかりキープ。

もちろん、**ウールが50%入っているので、ウールの魅力である「暑いときは涼しく、寒いときは暖かい」**という機能もきちんと備わっています。

いわば、

ウールの心地よさ × ポリエステルの頼もしさを合わせた“ちょうどいい”バランス。

こだわりのディティール

        立体裁断

人間の胴は丸くできています。
体に沿うように通常は生地を2枚使うところが4枚使い
胴の部分をパネル式にしました!
体にフィットした着心地を体感できます。

フラットシーマー

凹凸の少ない縫い方をすることで
肌にごろつきや
違和感を感じさせない方法で
競泳水着やスポーツウェアなどに
採用されています。


左下にあるさりげないltm✖️[sn]のロゴ

控えめでさりげないシンプルなロゴ
飽きが来ずずっと着ることができます。

     こだわりの着丈

40着以上ベースレイヤーを持ってる中で、長期遠征や3,000m級の山に登る「ここぞ!」という時は着丈の長いベースレイヤーを選びます。

理由は、就寝時にベルトインして寝る時に背中が見えると寒いし、ストレスを感じるからです。
ただ長すぎると裾を外に出して着たら野暮ったくなるし、街着としても着られない。
そんな両方の弱点を克服した絶妙な着丈に仕上げました。

     小さめのアームホール

タンクトップのようにアームホールを大きくするとスポーティーになるので、よりカジュアルに着れるよう
アームホールは小さめにしました。

¥9,460(税込)