「sleeveless(スリーブレス)」で、汗ムレ知らずの登山体験を。
登りはじめてすぐに汗ばむ、春から秋の山歩き。
そんな季節に頼れるのが、このスリーブレス。
シャツの下に1枚仕込めば、脇まわりの通気性がぐっとアップ。
風が通り抜けるたびに、体温がリセットされていく感覚は、まさに山からのご褒美です。
汗ムレによる不快感を減らし、オーバーヒートもしにくい。
標高差のあるコースも、ストレスフリーで楽しめます。
汗と暑さに負けない。
この春夏、スリーブレスがあなたの山旅を変えてくれます。

夏ずっと大活躍するスリーブレス
「ベースレイヤーといえば長袖」
…そう思っていた時期が、僕にもありました。
登山歴14年。
これまでスリーブレスや半袖のベースレイヤーは、正直あまり使ってきませんでした。
理由はいくつかあります。
- 日焼けが気になる
- マダニに噛まれるリスクが怖い
- レインウェアの中で肌がベタつくのが不快
- 見た目がスポーティーすぎて、ちょっと好みじゃない
そんなふうに思い込んで、
「やっぱり長袖が安心だよね」って、ずっと選んでいました。
でも、ここ1〜2年で変わったこと。
長袖の山シャツを羽織るスタイルが、すっかり自分の定番になったことです。
このスタイルにしてから気づいたんです。
ベースレイヤーは、長袖じゃなくてもいいんだって。
むしろ、
- 半袖やスリーブレスの方が、驚くほど軽快で涼しい
- シャツを羽織るから、日焼けも気にならない
- 脇まわりがムレにくく、行動中ずっと快適
今では、春から秋まで、
スリーブレスや半袖ベースレイヤーが手放せない存在になりました。
特に夏場は、出番がない日がないくらい。
シャツスタイルが定番になった今こそ、スリーブレスは本当におすすめ。
山を、もっと軽やかに。
そんな気分で歩きたい人に、ぜひ試してほしい一枚です。
持ってない人は必見!スリーブレスのメリット!

この春、スリーブレスの快適さを再発見。
ltm × [sn] Merino Poly 50/50 sleeveless フィールドテストレポート
この春、主に長期縦走で
「ltm × [sn] Merino Poly 50/50 sleeveless」をテストしてみました。
正直、最初は少し不安もありました。
「袖なしって、本当に快適なのかな?」と。
でも、実際に使ってみて驚きました。
脇まわりの通気性が、想像以上にいい。
急登でも、アップダウンの連続でも、
汗がこもらず、体がオーバーヒートしにくい。
風が抜けるたび、体温がリセットされるような心地よさ。
行動中の不快感がグッと減り、歩くことに集中できました。
さらに、山シャツとの相性も抜群です。
日中はシャツを羽織れば、日焼けを防げるし、
見た目もナチュラルで、街でもすっと馴染む。
シャツの下に、このスリーブレスを一枚仕込むだけで、
行動中の快適さが一段階、レベルアップします。
「スリーブレスは持ってない」という方へ。
最初の一枚として、ぜひ山シャツとセットで試してみてください。
軽快さ、涼しさ、そして自由さ。
きっと、その新しい心地よさに驚くはずです。
サイズ表(cm)
今回は大柄な方も着てもらいたいと思い、新サイズXXLも販売します!

身長の目安

カラー展開



今回は春夏らしい気分が上がるこの3色をチョイス!
色からガッツリ別注しました。
左から
・燻製ブルー
・サハラ砂漠のラクダ色
・あの頃のビリジアン
これからの季節すぐに着たくなるような色ばかりですね。
シンプルな山シャツの差し色としてインナーに使うのもよし
大人しい色目のミドルレイヤーやパンツと合わせるとなお引きたちます!
2025年度カラーは3色プラス別注品1色
今回のカラーラインナップは、こちらの4色です。
- 何にでも合わせやすい万能カラー 「万能すぎるストレートグレー」
- 女性はもちろん、男性にも似合う柔らかな色合い 「枝垂れ桜ピンク」
- 優しい青が夏らしく爽やか 「羊毛の青空」
- hinataストア限定!元気いっぱいで気分が上がる 「hinataオレンジ」
合計4色展開となります!
さらに、昨年好評だった**「夜中のネイビー」**も継続販売。
定番カラーと新色、それぞれの気分に合わせて楽しんでいただけます!


万能すぎるストレートグレー 羊毛の青空


枝垂れ桜ピンク hinataオレンジ(hinataストア別注)
生地へのこだわり

■ オーストラリア産メリノウールを贅沢に使用
使用しているのは、メリノウール全体の中でわずか10%しかとれないという、非常に希少なオーストラリア産メリノウール。
繊維が細く、しなやかで、天然の調温・調湿機能を持つ優秀素材です。
■ 仕上げは世界三大ウール産地・日本「尾州」で
最終仕上げは、**日本が誇るウールの産地・尾州(びしゅう)**で行われています。
尾州の柔らかい水で丁寧に仕上げることで、
肌あたりのなめらかさ、自然なツヤ感、洗練された表情が生まれました。
ポリエステル混にすることで乾きやすさや耐久性もアップ。
汗をかいてもベタつきにくく、夏の登山やトレイルにぴったりです。
自然の恵みと職人技が詰まった一枚。
ぜひ一度、この着心地を体験してみてください。
コンパクトスピニング

素材から糸まで、とことんこだわったベースレイヤー
ltm × [sn] Merino Poly 50/50 Tee/Sleeveless
この一枚には、ただ“ウール混”というだけではない、確かな理由と技術が詰まっています。
■ なめらかさの秘密:「コンパクトスピニング」製法
糸には、AIRの力で繊維を束ね、毛羽を内側に包み込む
「コンパクトスピニング」という特殊な紡績技術を採用。
• 毛羽立ちが少なく、上品な光沢感
• チクチクしにくく、なめらかな肌触り
• 毛玉ができにくく、発色性も◎
まさに、登山やアウトドアでも安心して長く使える“上質さ”を備えた糸です。
■ 絶妙なバランス:143g/m²の生地厚
一般的なウールベースレイヤーは150g/m²前後が多い中、
こちらはやや薄めの143g/m²に設計。
• 涼しすぎず、暑すぎない
• シャツのインナーとしても透けにくい
• 春から秋、さらには冬のミドルレイヤーとしても活躍
ポリエステル50%の混紡により、速乾性と耐久性もキープ。
行動中の汗ムレも軽減され、快適さが持続します。
■ 肌にやさしい18.5マイクロンウール使用
ウール繊維の細さは18.5マイクロン。
この数値が小さいほど肌あたりがやさしく、チクチク感を抑えられます。
オーストラリア産の希少なメリノウールを使用し、
さらに世界三大ウール産地「尾州」にて丁寧に仕上げた生地は、
肌にやさしく、艶やかで、着るだけで気持ちが整うような一枚です。
高機能なのに、どこかナチュラルで、心地いい。
山でのハードな行動にも、日常の一枚としても、
「選んで良かった」と思えるベースレイヤーです。
なぜウール50%ポリエステル50%なのか!?

「ウールのベースレイヤーって快適って聞くし、100%ウールでも良くない?」
そんな声もあるかもしれません。
たしかに**ウール100%**は、調温・調湿に優れ、春・秋・冬の日帰り登山には最高の素材です。
ただし――
長期縦走やアルプスのように環境変化が大きい山域では、ちょっと話が変わってきます。
僕自身、過去に空木岳でウール100%のベースレイヤーを着ていたことがありました。
朝、寝巻き用から行動着に着替えようとしたら、
前日の汗が乾ききっておらず、冷たくてゾッとするような着心地……。
そのまま寒さに震えながらのスタートとなり、なかなか苦い思い出になっています。
■ だからこそ、ポリエステル50%の速乾性が活きる。
長期縦走やアルプスでは、
• 急な天候悪化
• レインウェア内の蒸れ
• 濡れたまま次の日に突入…
なんて状況はよくあること。
そんな時に頼りになるのが、ポリエステル50%の混紡生地。
速乾性があり、濡れても乾きやすいので、翌朝に冷たいウェアを着るリスクがぐっと下がります。
■ ウールの調温・調湿性もしっかりキープ。
もちろん、**ウールが50%入っているので、ウールの魅力である「暑いときは涼しく、寒いときは暖かい」**という機能もきちんと備わっています。
いわば、
ウールの心地よさ × ポリエステルの頼もしさを合わせた“ちょうどいい”バランス。
こだわりのディティール
立体裁断
人間の胴は丸くできています。
体に沿うように通常は生地を2枚使うところが4枚使い
胴の部分をパネル式にしました!
体にフィットした着心地を体感できます。


まるで、縫い目を感じない着心地。
このTシャツには、フラットシーマー縫製を取り入れました。
縫い目に凹凸が出にくく、
素肌に触れても、ごろつきや違和感をほとんど感じない。
着た瞬間から、ストレスなく体に馴染んでいく感覚があります。
もともと競泳水着や、トップアスリート向けのウェアにも使われるこの技術。
動き続ける登山でも、リラックスした日常でも、
「何も気にならない」という静かな快適さを支えてくれます。
着るたびに、肌も心もふわっと軽くなる。
そんな一枚に仕上げました。
左下にさりげなく入った「ltm × [sn]」ロゴ
左下には、ltm × [sn]のコラボロゴをさりげなく配置しました。
主張しすぎない、シンプルで控えめなデザイン。
だからこそ、飽きることなく、長く着続けることができます。
山でも、街でも、日常の中でも。
さりげない一枚に、ほんの少しのこだわりを込めました。


こだわりの着丈
これまで40着以上のベースレイヤーを試してきましたが、
長期遠征や3,000m級の山に挑む「ここぞ!」という時、
いつも選ぶのは着丈の長いベースレイヤーでした。
理由はシンプル。
就寝時、ベルトインして寝たときに背中が出ると、寒さとストレスを感じるから。
ただ、着丈が長すぎると、裾を出して着たときに野暮ったく見えてしまう。
街着としても使いたい自分にとっては、そこが大きな課題でした。
今回のベースレイヤーは、
山でも街でも自然に馴染む、絶妙な着丈バランスを追求。
動きやすさと見た目、どちらも妥協しない一着に仕上げました。
小さめのアームホール設計
タンクトップのようにアームホールを大きくすると、どうしてもスポーティーな印象が強くなりがち。
今回のスリーブレスでは、よりカジュアルに自然体で着られるように、アームホールをあえて小さめに設計しました。
山でも街でも、
アクティブすぎず、力の抜けた雰囲気で着こなせる一枚に仕上げています。

¥9,460(税込)