¥13,500(税込)

[sn]✖️ltm 4seasons long T


僕はベースレイヤーが大好きだ!

肌に近い分、生地の質感がダイレクトに伝わり、天候や気温、湿度によって敏感に感じることができるので、よりミドルレイヤーよりも製品と通じ合うことができます。

春夏秋冬で色々使い分けたけど、仕事上、夏のアルプスで7泊くらいずっと1枚で着れるベースレイヤーを探していました。
(もちろん臭い問題もカバーできる)

春、夏、秋の日本アルプスは標高差と天候が不安定なので気温の変化が激しい。

  • 日中は25℃前後 急登を登り、太陽に近い分、下界とは違う暑さを感じる。
  • 夜の気温は0℃前後から13℃くらい。 標高差にもよるが、安定しない。
  • 台風のような風が吹き、体温を奪うことも (風速1mあたり体感温度1℃低下)

そんな不安定な環境でも不快な思いをする事が少ないベターなベースレイヤーを目指しました。

そしてその不安定な環境にも耐えれることは

春の低山・高山
夏の高山
秋の低山・高山
冬の低山  
年間通して使えるベースレイヤーを作りました!

2023カラーバリエーション

             秋の葡萄

2024カラーバリエーション

あの頃のビリジアン
ヤタガラスブラック
カモシカグレー
上品すぎるライトグレー

こだわりの生地

今回のベースレイヤーの生地は
・ウール 50%
・ポリエステル 50%

オーストラリア産メリノウール
メリノウール全体の中でわずか10%しかとれない貴重なオーストラリア産メリノウールを使用しています。

最終工程は尾州産メリノウール
世界三⼤ウール産地である⽇本・尾州にて、軟度の⾼い⽔を使⽤して仕上げた、肌触りが良くツヤのあるメリノウールの⽣地を使用。

  • コンパクトスパン糸
    …毛羽立ちが少ない糸のため、毛玉ができにくい生地になっています。
  • 生地の厚みは143g/m2
  • 通常ウールのベースレイヤーの厚みは150g/m2が多い中、143g/m2とやや薄めで絶妙な厚みの仕上がりです。透け感を考慮しつつ、ポリエステル混紡率50%により速乾性と耐久性をキープ!
    年間を通して使える仕上がりとなっています。

なぜウール50%ポリエステル50%なのか?

ウール100%でもいいが、とにかく乾きが遅い。
過去に空木岳で行動着としてウール100%を着ていたことがありますが、朝に寝巻き用のベースレイヤーから着替えると全然乾いてなくて冷たいまま着て寒い思いをした苦い思い出があります。

ウール100%は調温、調湿も効いて春、秋、冬の日帰り登山なら最高だが1泊以上、環境の変化が激しいアルプスでは厳しい場面に
直面することもあります。
雨でウェアを濡らしたり、レインウェアの中がビショビショになることもあります。

その際は乾くのが早いポリエステル50%を使うのがベターだと思います。
もちろんウールが入ってるので調温、調湿機能も兼ね備えています。(寒い時は暖かくなり、暖かい時は涼しくなる)

こだわりのシルエット

今回のベースレイヤーの肝となるシルエット!

40着以上ベースレイヤーを持ってる中で、長期遠征や3,000m級の山に登る「ここぞ!」という時は着丈の長いベースレイヤーを選びます。

理由は、就寝時にベルトインして寝る時に背中が見えると寒いし、ストレスを感じるからです。
ただ長すぎると裾を外に出して着たら野暮ったくなるし、街着としても着られない。
そんな両方の弱点を克服した絶妙な着丈に仕上げました。

あと大事なのはゆったりとしたシルエット。
こちらは中年太りを隠すだけでなく、肌との接地面を少なくすることにより、汗を離し、サラサラとした着心地に…
またゆったりとした分衣服内の空気の通りをよくしてオーバーヒートしにくい効果が現れます。

サイズ表

身長の目安

身長に合わせておすすめのサイズを示しています。
シルエットやデザインを共通にし、ユニセックスでの展開としていますが、SとMとのサイズ差を大きくしています。特に着丈と裄丈にはご注意ください

こだわりのディティール

ラグランスリーブ

・生地の切り替えが、ネックから脇にかけて斜めに曲線を描きながら入っているのが最大の特徴。腕が上がりやすく、動かしやすいです。

・ラグランスリーブにすることにより、ザックが縫い目に干渉するのを防ぎます。


Yジョイント袖

・腕をY字状に縫い付けることにより肩が動かしやすく、腕を上げても裾がめくれあがらないようになっています。

この機能で、腕を上げる岩場や睡眠時などに背中が出て「ヒヤッ」とすることなく、快適に過ごせます。


サムホール

僕がオリジナルベースレイヤーを作る時に絶対に外すことのできないディティールがサムホール。
僕はとにかくサムホールが大好きです!
登山中は主に休憩時しか使いませんが、親指をしまった時の幸福度たるや・・・
血流が多い手首や、手の甲を温めることにより、指先を温める機能があります。
薄手の手袋を忘れてしまった時も指先以外は安心です。

          

          真冬の低山は重ね着で

ゆったりとしたデザインなので今持ってるベースレイヤーに重ね着することで冬の低山仕様のベースレイヤーになります。

行動中に
寒がりの人はこの2枚の上にミドル!
暑がりの人はこの2枚で!

工夫次第で4seasons使えます。