里山やロングトレイルで「ゆるり」と着たい気分が上がるTシャツ

今回のポイントは動かしやすいシルエットと春らしい元気の出るカラー展開!

山でも街でも、気分が上がる一枚を。

今回ltmで初めて、ウール×ポリエステル混紡のTシャツをつくりました。

目指したのは、

「山に行く日も、街で過ごす日も、つい手を伸ばしてしまうTシャツ」。

ゆるりとしたシルエットは、

中年太りをさりげなくカバーしながら、

肌との接地面を減らして、汗ばむ季節でもサラサラな着心地をキープ。

衣服の中を風が通り抜ける感覚は、着ているだけで、ふっと心が軽くなる。

動きやすくて、リラックスできて。

気づけば、生活の中に自然と溶け込んでいる。

着丈は、少しだけ長めに。

寝るときに背中が冷えないように、でも長すぎて野暮ったくならないように。

そんなわがままを叶えた、絶妙なバランスに仕上げました。

そして、選んだのは半袖以上・長袖未満の5分袖

寒いときは肘までしっかりカバー。

暑くなったら、さっと袖をまくって温度調整。

肘下を見せることで、自然と腕をすっきり見せる効果も。

山でも、街でも、日々の中でも。

着るたびに、少しだけ気分が上がる。

そんな一枚を、届けたいと思っています。

2024年バージョンは5色展開!

      

今回は春夏らしい気分が上がるこの3色

左から
・燻製ブルー
・サハラ砂漠のラクダ色
・あの頃のビリジアン

これからの季節すぐに着たくなるような色ばかりですね。
大人しい色目のミドルレイヤーやパンツと合わせるとなお引きたちます!

新色は大人しめの色2色展開!

ネイビーとライトグレーを作りました!

大人しめな色目が好みの方とかカラフルなシャツや派手なパンツに合わせたい方、是非ご覧ください!



2025年バージョン新色は、3色+別注色の全4色展開!

今回のカラーラインナップは、こちらの4色です。今回のカラーラインナップは、こちらの4色です。

  • 何にでも合わせやすい万能カラー  「万能すぎるストレートグレー」
  • 女性はもちろん、男性にも似合う柔らかな色合い  「枝垂れ桜ピンク」
  • 優しい青が夏らしく爽やか  「羊毛の青空」
  • hinataストア限定!元気いっぱいで気分が上がる  「hinataオレンジ」

合計4色展開となります!

さらに、昨年好評だった**「夜中のネイビー」**も継続販売。

定番カラーと新色、それぞれの気分に合わせて楽しんでいただけます!

     万能すぎるストレートグレー              羊毛の青空

        枝垂れ桜ピンク            hinataオレンジ(hinataストア別注)

サイズ表


身長の目安

生地へのこだわり

ウール100%でもいいが、とにかく乾きが遅い。
過去に空木岳で行動着としてウール100%を着ていたことがありますが、朝に寝巻き用のベースレイヤーから着替えると全然乾いてなくて冷たいまま着て寒い思いをした苦い思い出があります。

ウール100%は調温、調湿も効いて春、秋、冬の日帰り登山なら最高だが1泊以上、環境の変化が激しいアルプスでは厳しい場面に
直面することもあります。
雨でウェアを濡らしたり、レインウェアの中がビショビショになることもあります。

その際は乾くのが早いポリエステル50%を使うのがベターだと思います。
もちろんウールが入ってるので調温、調湿機能も兼ね備えています。(寒い時は暖かくなり、暖かい時は涼しくなる)

コンパクトスピニングで上質な糸作り

このTシャツに使われている糸は、**「コンパクトスピニング」**という特殊な紡績技術によって作られています。

AIRの力で繊維を束ね、毛羽を包み込むように撚りをかけることで、

均一でなめらか、毛羽立ちの少ない美しい糸に仕上げました。

この糸がもたらす特徴は、

  • 毛羽立ちが少なく、上品な光沢がある(毛玉もできにくい)
  • 発色性が高く、色が鮮やか
  • 軽くてソフト、肌にやさしい風合い

着た瞬間から、なめらかさと軽さを実感できる。

そんな上質な仕上がりを、ベースレイヤーに込めています。

  • 生地の厚みは143g/m2
  • 通常ウールのベースレイヤーの厚みは150g/m2が多い中、143g/m2とやや薄めで絶妙な厚みの仕上がりです。透け感を考慮しつつ、ポリエステル混紡率50%により速乾性と耐久性をキープ!年間を通して使える仕上がりとなっています。
  • ウールの糸の太さは18.5マイクロン(この数値が小さければ小さいほど肌触りがよくチクチクしません)

こだわりのディティール

  ラグランスリーブ

・生地の切り替えが、ネックから脇にかけて斜めに曲線を描きながら入っているのが最大の特徴。腕が上がりやすく、動かしやすいです。

・ラグランスリーブにすることにより、ザックが縫い目に干渉するのを防ぎます。

  立体裁断で、動きをスムーズに

人間の胴体は、平らではなく丸みを帯びた形をしています。

今回のTシャツでは、より自然に体に沿うよう、通常なら2枚で作る胴部分を4枚の生地パネルで構成。

胴全体を立体的に仕上げました。

さらに、脇部分も動きやすさを重視して立体裁断を採用。

腕を上げたときに突っ張り感がなく、スムーズに動かせるように設計しています。

特に、腕を大きく使う岩場や急登のシーンでは、

この立体裁断のTシャツが快適さを大きく支えてくれます。

機能性とフィット感を両立した、一歩先をいくベースレイヤーです。

 Yジョイントスリーブ仕様について

このベースレイヤーには、Yジョイントスリーブを採用しています。

腕をY字状に縫い付ける構造にすることで、肩まわりの可動域が広がり、

腕を大きく上げても裾がめくれ上がりにくい設計になっています。

岩場で腕を伸ばすとき、テント泊で寝返りを打つとき。

そんな動きの多いシーンでも、裾がずり上がって背中が「ヒヤッ」と冷えることを防ぎ、快適な着心地をサポートします。

動きやすさと快適さを両立するための、こだわりのディテールです。

 

左下にさりげなく入った「ltm × [sn]」ロゴ

左下には、ltm × [sn]のコラボロゴをさりげなく配置しました。

主張しすぎない、シンプルで控えめなデザイン。

だからこそ、飽きることなく、長く着続けることができます。

山でも、街でも、日常の中でも。

さりげない一枚に、ほんの少しのこだわりを込めました。

まるで、縫い目を感じない着心地。

このTシャツには、フラットシーマー縫製を取り入れました。

縫い目に凹凸が出にくく、

素肌に触れても、ごろつきや違和感をほとんど感じない

着た瞬間から、ストレスなく体に馴染んでいく感覚があります。

もともと競泳水着や、トップアスリート向けのウェアにも使われるこの技術。

動き続ける登山でも、リラックスした日常でも、

「何も気にならない」という静かな快適さを支えてくれます。

着るたびに、肌も心もふわっと軽くなる。

そんな一枚に仕上げました。


こんなシーンにオススメ!

山でも街でも、これ一枚で。

北アルプスや3,000m級の厳しい環境でも信頼できる。

本格仕様のこのウェアは、

ただの登山着にとどまりません。

低山ハイクのあと、そのまま街へ。

お茶して、飲みに行って、自然体で過ごせる。

ロングトレイルでは、登山と街歩きの境界線を超えていく。

そして通勤や日常にも、違和感なく溶け込んでいく。

「山用」「街用」そんな区別すら、忘れてしまうかもしれない。

この春から秋まで。

アクティブな日も、なんでもない日も、

間違いなく、あなたの1軍ウェアになる。

本気で作ったからこそ、

本気で着倒してほしい一枚です。